Vanessa Carlton live in Washington DC
11/21 @ Birchmere
最近の自分の Last.fm chart で急上昇を見せてるのは10月にアルバム Heroes & Thieves をリリースした Vanessa Carlton。そのアルバムは一聴しただけですごくいいと思った。そして、聴けば聴くほど好きになってきて、pops/rock 系で自分が聴く音楽の中でも best5 の中の一つにまで登り詰めたかも。
今アメリカ北東方面に向けて車で旅行中だけど、Dallas には来なかった彼女のツアー日程を調べたら 21 日に Washington DC で US 最終公演があるじゃないですか。ticket 取って、旅行の最初の目的地をそこに設定。前日(旅行2日目)に到着し、すでにかなり街を車でも、歩きでもぶらついたんだけど、その話は後で書くとして、、、
Birchmere のスタイルは、ライブハウスのような空間にレストランのテーブルと椅子を並べており、アーティストのパフォーマンスが始まる前に食事を普通にするって感じ。パフォーマンス中は立つのは禁止だし、他のイベントでは聞いた事のない携帯電話についての注意もあえてする(常識だけど)。アーティストのパフォーマンスに集中できるように気を配ってる。Washington DC じゃ評判の良い会場らしい。
ツアーメンバーは vocal & piano の Vanessa の他には violin 一人。あと、今日はゲストで cello (2曲くらい)。piano は Vanessa が自宅で使ってるのと同じ種類の Yamaha の木工細工の装飾が施された木目調の grand piano。
Setlist は大体6割方最新アルバムからだったかな。最近の気に入り様からして、パフォーマンスに感動するのは目に見えてたんですが、その通りでほんと素晴しかった。
曲自体以外でいいなと感じたのが、トークと曲の繋がりの良さ。彼女は、半分以上の曲でイントロを弾き始めてから思い出したように、あっ、これはこういう曲で、、、としゃべって、また最初から今度は本当に始めるというのをやった。わざとじゃないと思うけど。で、しゃべってる時はその曲のコードで曲のようなそうじゃないようなのを適当に弾いてた。しゃべってるのに集中してるはずなのに、手だけ勝手に動いてるって感じで。これが live の気持ち良い流れを作ってるのかなと思った。
Vanessa はあまり売れてない。最新アルバムは日本では輸入盤のみらしい。という事はほとんどの人はこの人のどこが良いの?という感想を持つのが事実なわけで、それがちょっと残念。嗜好はみんな違うから当り前だけど、たまに自分の嗜好がものすごく平均から外れるのが不安になる。。。でも、とにかく Vanessa 最高! 今回の旅は3日目にしてクライマックス? いやいや、まだ始まったばかり、、のはず。