2TBx3 RAID5
3枚 platter 2TB の WD20EARS-00MVWB0 を3個購入。これで、今まで使ってた 320GB x 4 のRAID5 を置き換える。このドライブは sector size が 今までの 512byte ではなくて 4Kbyte となっているために、最初の partition は 64 sector または8の倍数 (8=4K/512)から始めないと disk access が劇遅になるらしい。何も考えなければ普通は 63 sector から partition が始まる。これさえ注意すれば扱いは今までの 512byte sector HDD と同様。
MD RAID、LVM2 の設定はほぼ最初と同じ。マザーボードに SATA が 6 port あるので、新しいハードディスクを 2個だけ繋いで degraded array の状態で前の disk からコピーした。
disk の partition を切るのに、実は GPT (GUID Partition Table) で始めた。というのも、4K sector の disk の partition の切り方をサーチするとどれも parted で GPT を使った切り方しか説明してなかった。parted を今まで使ったことなかったからそういうもんだと思ってたら、後々 grub-1.97 が GPT をサポートしてなくてブートできないことが分かってまた全部やり直す羽目になる。結局 parted で msdos partition table を使ったんだが、fdisk で切っても問題無かったという事。
Data を全部コピーして、grub を新しい disk の mbr にインストール。
# grub-install /dev/sdd
grub.cfg を update。(新しい環境が /target に mount されてる。)
# chroot /target # update-grub
これで、grub が新しい /boot を起動出来る様になったが、kernel が md を認識せず root を mount 出来なかった。これは initrd を構築し直さないといけなかった。Debian は以下で initrd が再構築出来る。古い環境の方から新しい環境を /target に mount した状態から、
# chroot /target # dpkg-reconfigure linux-image-2.6.26
これで、無事起動した。移行完了後の df。
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/mapper/vg01-root 1032088 294080 685580 31% / tmpfs 500428 0 500428 0% /lib/init/rw udev 10240 700 9540 7% /dev tmpfs 500428 0 500428 0% /dev/shm /dev/sdc2 306079 61152 229123 22% /boot /dev/mapper/vg01-home 103212320 15257348 82712092 16% /home /dev/mapper/vg01-tmp 10321208 154252 9642668 2% /tmp /dev/mapper/vg01-usr 10321208 4584432 5212488 47% /usr /dev/mapper/vg01-var 3720211672 797296220 2733939532 23% /var
今まで使ってた Maxtor DiamondMax21 320GB、何も問題なく3年半連続稼動した。
[…] この時更新したRAID5のその後。 […]
Pingback by Ippei813 Nikki»Blog Archive » failed HDD — December 18, 2012 @ 12:02 am